不思議なハガキの物語

ふと入った古本屋
なんとなく店内をぶらり

あっ
この作家のこの本・・・

気になったのは
少し古いとある1冊の詩集

なつかしいな
なんて思って思わず手に
立ち読みなんてしませんよ

そしてさらに店内をぐるり

レジに行って手に取った詩集を買って
家に帰ってパラパラと
そこには1枚違う材質の紙が入ってました

それは1枚のハガキ
差出人が書いてあって
宛名だけ書いてなくて
裏には差出人の先生宛と思われる内容が書いてありました

ハガキの値段は41円
うん
かなり前のハガキ
どうしようかな？
差出人に送ろうかな？

遠く離れたところの古本が
ハガキを挟んで今自分のところにある
それがなんだか不思議でした

そしてそのハガキは
今も手元にあるんです

出されなかったハガキ
出さなかったハガキ

こんなハガキに出会った時
あなたなら
どうすると思いますか？


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関東ではかなりの雪みたいですね。
由月が住むところは雪国と呼ばれながら雪はまったく積もってません。
まったく降ってないんです。
不思議ですね。

今回の詩。
由月が実際に古本屋さんで買った銀色夏生さんの詩集にハガキが挟まってて、そのことを物語風の詩として書いてみました。
差出人は関東のとある県。
なのにその本が由月が住む街の古本屋さんで売られてます。
この本はどんな経緯でここまで来たんだろう？
ハガキを書いた人は別のハガキで書いて出したのかな？
いろいろ思い浮かべてしまいました。

もう2月。
1月があっという間って感じで。
日数が短い2月はもっと早いのかなぁ。
最近、1日1日が経つのがつらいんです。
もっとゆっくり時が経てば良いのに。
そう思うことが多い今日この頃です。