気ままにanthology 一秒だって過去には戻れない

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気ままにanthology

のんびりと、日々思い浮かんだ言葉を書き綴ってます。書き綴ったものがいつかanthologyになるように、そんな気持ちで続けてます。お知らせ・日記等は随時「由月のひとり言」で更新してます。

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由月空

ＨＰ：

気ままにanthology

性別：

非公開

職業：

自分の居場所探し

趣味：

読書　食べ歩き

自己紹介：

GARNET CROWが好きです。
特にAZUKI七さんの詩が好きで、AZUKIに近い響きの名前で「由月」としました。「夕月」と迷ったのですが。
「空」は言葉の響きと、青い空や夕焼けの空が好きなので選びました。
2007.3.3 「由月銅貨」から「由月空」に名前を変更しました。

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一秒だって過去には戻れない

2008/12/16 (Tue)

poem

夕暮れが過ぎていく時間
２人で海岸を歩いてた
突然あなたはわたしの手を握り
そして急に立ち止まった

人気の無い静かな砂浜
あの日あなたはわたしに
突然別れを切り出した

戸惑う心と裏腹に
わたしはそっと
微笑みを浮かべこう答えた

「いいよ」

つぶやくように
それでもあなたに聴こえるように

たぶん
あの時のわたしは
心に痛みを感じてた
それでも
あの日のわたしは
笑顔を作ってた

なんでとっさに
こう答えたんだろう
なんでこんな時に
わたしは嘘つきになるんだろう

この嘘は
あなたへの嘘だけなんかじゃない
わたしはわたしに嘘をついた

あの笑顔の意味・・・
わたし
負けたくなかったんだよ
あなたにも
わたしにも

もう戻ることのできない
あの日のわたし
今でも流れ落ちる
目に見えない涙が
わたしの心を締め付ける

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